ConsoleVI
修復 その5
これからの作業はPLLユニットとコントロールユニットを同時に進めないと作業ができません そのためにはPLLユニットを製作しなくてはならないということです 回路はそれほど面倒ではないとはわかってはいるもののさすがにいざ製作するとなるとそれなりの時間や労力が必要になります そのためにまとめて作業ができる時間と場所も必要なのです。そんなことを考えていたらあっというまに時間が経過したというわけです(まあ言い訳に近い)
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このコーナーの更新を楽しみにされている極わずかの方々にために修復は続きます | |
さてPLLを先に作るか、コントロールロジックを作るかが問題です。ConcoseVIは1chから99chまでを選ぶことができます 1chから40chはともかく
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すっかり忘れていました |
そんなことを考えながら wonder990さnから 「ワンダー局発はSAと同じですよね」 と教えてもらいました ええつ! 私 SAとワンダーは分周比がちがうと思い込んでいたのです。 SA−28は1chのときにはn=167でワンダーはたしか79とか80だったはず・・・うーん年齢は重ねたくないものだ・・・ 今度はエクセルファイルで、分周比表をもらいました。何気ない言葉が解決のヒントになることがたくさんあるんです |
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そだ!ワンダーは10kHzPLLなんで分周比が違うんだ! | |
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部品探し 我がアジトには解体されてしまったSAの部品が軽く5セットはあります。
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そこでこのPLLユニットが生きているかどうかを確認しながら2次利用の可能性を探ります SA-28のPLLユニットは19MHz台を単体で合成するものでバイナリーデータのみを与えれば作動します そこでn=167に設定して電源をONにしてみました ところが信号が出てきません 10MHzの発振回路から探っていくと なんとVCOのトランジスタが壊れています 分解されてしまった原因がまさかVCOの発振停止だったなんて かわいそうなSAもあったものです 手持ちの2Sc710にに交換したところあっけなく生き返りました。
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本来ならば このままCONSOLEVIのPLLケースの中に入れてしまいたかったのですが これから始まる ケースの中にしまうことができません PLLユニットはSAのほうが5mmほど大きいようで シールドボックスには物理的にも入りませんので 電線脇に仮固定して電源をいれてみます そこで若干長いケーブルをコネクタで接続して作業性を確保しておきます
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信号レベルは回路的にみてもSAと同じレベルで 問題なさそうです。 ここで確認したいのはPLLユニットを装着してちゃんと送受信ができるかどうかを確認しておきたいですね
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分周比=167 1ch だれもいません 分周比 n=169 2chにセット。 だれもいません 分周比 n=171 3ch だれもいません n=175 4chにセット 「了解しましたぁ」
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ちょっと声をだしてみますか! |
ありあわせのマイクをつないでオンエアします |
そーそ 私はクラブなんぞには所属してません それでも平気ですよ CBバンドはみんなで使えるバンドですから。 「こちらはテスト中の東京すわんです だれか聞いてたらレポートお願いしますどーぞー」 TクラブのHさん コンソールシックスを直しているだと伝えると聞いたことのある無線機だと言ってました
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コントロール部
さて コントロール部を考える場合 PLLユニットはうまく流用ができることが確認されたのですが コントロールICはできることならば シールドケースのなかに収めたいですし さらにできることならばオリジナルの28ピンパッケージに収めたいものです SOPサイズのICを使えばなんとか配線ができるところまで来たのですが
PICとAVR 今回の用途にはどちらでもOKですがたまたま手元に16F873Aがありましたから利用しました 一部動きを作り直している部分があります −5khZの行方 コンソールにはー5khzという切り替えはありません そのためー5khzのスイッチの割当がないのです これだけだと27.300などには出られなくなってしまうのでちょっとばかり後から加工しましょう
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第6回へ続く