MS1046がやってきた

 

MS-1046

たまたまオークションをながめていたら

MS-1046という無線機が1500円で出品されていました。ボタンの配置から中身はNASA46GT系と思われるのですがオークションの写真がお世辞にもキレイだとは思えず入札者は私だけです。 

NASA46GTだと高額になるのに中身が同じ機械が1500円とはみなさんあまりご存知ないようです

さて、1500円で落札できたのではいいですが、この出品者様。なんと送料1500円???? も請求しています。ちょっと高いですね。

郵パックで送れば610円になると思うんですけどねえ。まあ文句をっても仕方なので、3000円の入金して、

到着を待ちます。

△オークションの写真


2)到着

守備よく入金 翌日には私の手元に来たわけですが。こりゃーひどい。上の写真ではわかりにくいですが、

マイクコネクタは外れかかり、表面のパネルは外れかかる状態です。ここまでひどいとはもうかわいそうです。

△到着の時の写真

 


 

3)緊急入院

さて、ここまでばっちくされているので、とりあえず、お風呂に入れておきましょう。

外れるところはみんな外して、超音波風呂です。

パネルの接着剤からなにからすべて外しましたが、

どうしても分解できないところはそのまま拭き掃除します。

 

   バッチイ

△超音波風呂です

 

  △パネルを外して洗浄しました


 

4)修復

パネルの修復、スイッチの緩み、マイクコネクタの修理先に行なってから。いよいよ電源を入れてます。

幸い。外観は汚いのですが、電気系統はそれほどいじられていないようです。

不可解なのはLOとHIチャンネルスイッチが交換されていいて 3接点に改造されている上

お2階の水晶の固定金具が外されています。72chに改造しようとしたんですかねえ?

さらにジーっと見ると

電源ユニットの下部分に焼損部分発見、どうも逆接続したか、24v直接接続が死亡原因のようです。

こんなとこに修復痕がありました

 

   


 

受信しないぞ

調査してみると、電源を入れると、ブツブツと不気味な音がしますし、送信させよとすると、ブーブー音がして送信しません。 おかしいなあ と思うとなんとマイクのPTT端子とRX-GND端子が逆配線です。??

これって他の機械のマイクじゃない・・・・・・ マイクを間違えて ジャンク扱い・・・CB無線機かわいそう過ぎます。

さらにメータユニットの不具合、水晶発振回路の不具合などを修復して とりあえずちゃんと受信できますよ。

 

 

電球もちゃんと交換しました

 

 

5)完治

部品の交換、パワー調整をして26.965MHzから27.555MHzまで46chをフルカバーするようになりました。

まだまだ現役で使えるレベルまで戻りましたが 上下のパネルがサビているままです。

今度は再塗装しましょう。 危うく捨てられてしまうころでしたが、もう大丈夫です。私のとことで

生涯現役でいてね。

 

 

2006 10/31日

 

 

 

 

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