SSB TRANCEIVER 1000M 1977年10月製

 

   

日本電業ブランドの26.522MHZのマリンバンドトランシーバーです。この周波数は今から20年ほど前までに漁業無線として割り当てられていたものです。今はこの周波数は整理され割り当てがなくなってしまいました。

ちなみにこうやってSA-28とくらべてみると大きさもVRのつく位置などもまったくいっしょ

手前のシーメンスキーをONさせると 「プオーン」という不景気な音がでます。

 

内部を見てみると おやくそくのSA基板が現れましたIF部などはそっくりそのままです。

 

   

しかしみてください。PLL部分の基板はありませんし、カウンターなどの部分はまったくの非装着です

その変わりについているのは、局部発振のための水晶と1500Hzの圧電発振素子です。商品名ピエレフォークです

警察無線の選択呼び出しと同じです。SSBの場合は周波数がズレるとトーン周波数もズレてしまうので、

受信帯域を広げて受信しやすくしています。

 

 

 

SAは1976年ですからSAの生産最中の作られたものだと思います。 たぶん私が思うに熊谷工場だと思うんですけどねえ。

 

 

AM変調用のトランジスタはVCC12Vに固定されていますが。見慣れない配線が1本。こいつがSSBに固定するものですね。

 

 

 

こうやってみてみると SAにはいろんなパターンがあったんだなあ と思います。

ちなみみこの無線機つかった固定タイプもあったという報告もあります。

2005 09/26

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