輸出向けCB無線って何
衰退しているCB無線ですが、すでにCB無線というものが何かを知らない人。
もしくは最初からアマチュアバンドで不法運用する局も多くなってきました。 国内認可になるのCB無線は27MHzで8チャンネル0.5Wという小出力なものしか 本来ならば輸出されてしまう無線機をが国内に流れ、それが一般に広まったのが、これからお話する違法CB無線です。 なにせ非合法の無線ですから公式記録は、テレビに妨害が入ったとか、 に限定されてしまいますが、おおむねどうやって運用されてきたか?とか、どんな風感じなの? |
間チャンネルの話
26.995MHzや27.045MHzといった普通の23チャンネルや、40チャンネルの無線機で電波を出せない周波数を間チャンネルといいます。保護周波数ということで、お互いに影響を与えないようにという意味がありました。国内では、この間チャンネルを勝手にラジコン周波数にしていますが、正規に免許が出るものではありません。また27.235MHzには、Eチャンネルという特殊なチャンネルがあり、ここも電波を出すことができないようになっていました。誰も出られない周波数であることから、「ここはDXをするDXチャンネルだ」とか「調整のためのチャンネル」だと主張する局なども現れているが保護チャンネルであることには違いはありません。
それまでの23チャンネルから40チャンネルに増波した時にそれまでの1チャンネルから23チャンネルまではフルコンパチブルにしたのですが、27.235MHz(元のEチャンネル)を24チャンネル。27.245MHzを25チャンネルに設定し、それ以上の周波数は完全に10KHzステップに配置をして26.965MHzから27.405MHzまでをFCCのチャンネルとしたため、23チャンネルのところで、チャンネルが順列がいびつになっています。
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1976年当時のクラブ局
CB界にも流行があります。 いまの隆盛を極めるクラブも。最初からそこにいたわけではありません。 今から25年前ほど前にはクラブ局というと**Cというように3文字の略語、 が大流行していました。
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27.300USB
いまでこそ。SSBのメインチャンネルのように使われている27.300ですが、その周波数に決まったのは、それほど昔ではありません。
FT-101に11mという周波数が装備されていたのはみなさんよくご存じでしょう。このポジションはFT101(ノーマーク)から存在し、FT-101B/E/Dなどにも伝承されました。 アマチュアバンドは、この500KHzの中に収められていたのです。HFのアマチュアバンドのほとんどは500KHzに収まるため、この方式でも不便はありません。 この11mの回路は、10mのタンクコイル(送信回路)にも接続されているために、 回路は単純で、送信のために作られたドライバー電力を11mポジションの時だけ、バンドスイッチの部分でアースされ、電波が出ないようにしていたもので、このアースに落とすという役割をしていたのが、下フタにあった茶色い線です。ヤエス無線のバンド拡張には、茶色のコードを切るというのが多いのですが、茶色のコードという古はこの時代は存在しました。このバンドスイッチについたコードをペンチでむしったり、ニッパーでカットするという改造は、FT901の後期(11mの表示がなくなる)まで続きました。 FT101はノーマークの時期からカンタンな改造で、CB帯で電波が出せるようになったため、ウデのあるOMさんは、FT−101をほしがったのです。 FT−101の良さは単にCBに電波を出すだけではなく。 1 VFOなので、CBバンドどこにでも電波が出る。 このFT−101にはもともとHF運用を目的(CBという話しも)としていたため、SSBで運用を 1975年から1976年はAMの運用局が爆発的に増える時期で、FCCルールである つまりチャンネルの独占です。このチャンネルは俺たちグループのものだ。ということを公言し、運用をはじめてしまったのです。 そこで、これら他排除をする運用を嫌う局は、周波数通常の23チャンネルの無線機では電波の出ない周波数を探すことになります。それは、26.995MHz/27.045MHz/27.095MHz/27.145MHz/27.195MHz/27.235MHz/27.245MHzなどで、FT101オーナーはこれら周波数にこぞってオンエアをするようになります。 東京では練馬と中野、そして江戸川のグループがのんびりとローカルラグュチューを始めたのがお2階の3CHと4CHの隙間(27.295MHz)でした。 東京ではSSBでQSOをする局というのは極端に少なく、都内では数十局しかいませんでした。当時のコールサインは地域名+ニックネームということが普通で、「新宿のスカイラーク」「赤坂のモナリザ」などオンエアする地域がおおよそわかったものです。27.295MHzではローカルラグチューといっても、今のCBのようは排他的運用ではなく、ちゃんと自分のコールサイン(ニックネームとは言わなかった)と毎回名乗り、ブレークタイムを設けていたものです。 ところが 27.290はLSBでオンエアする局もいてにぎわったものです。
このような排他運用を続ければ、新規加入する局は極端に減り、結局オンエアするクラブ員がいなくなってしまったクラブは何百、何千もあります。 |
意味不明な言葉
誰にも指導されずに放置されると言葉がゆがんだり、また、違った別の意味に取られます。 それが慣習化されると、新規で無線をはじめた局にとっては、それが当たり前になってしまうのです。 これら言葉は、その使っている本人が悪いのではなく 的確な指導者がいなかったために発生します。
列島各局 そのためCBで呼び出す場合でも、「日本列島各局」とか、「チャンネルみなさま」
テンテン棒 アンテナのことなのですが、なぜテンテン棒なのでしょうか? アメリカでは、交信の最後には10−10(テンテン):交信終了さようならの意味で使われることばでテンコードというものがあります。日本でもこのテンコードのうち10−10の部分だけが使用され、ファイナルの挨拶のかわりに使用しているきょくがきました。そこから無線をする言葉と勘違いしたらくし、無線をする→テンテン→無線のアンテナをあらわす→テンテン棒→棒と変化したようです。こんな事情は初心者には絶対にわかりません。
北は北海道、南は九州沖縄まで ナントカ観光 その他には、 C(チャーリー)
キャリア QR 混信になるほど混んでいる、道路も混んでいるから、同じだろうと、使いだしたようです。 また、無線では、QRから始まるq符号がたくさんありますが、混んでいるという意味のQRMが 完全な誤用です。 l Sカン ミッター ゲタ ブタ |