CB無線機におけるPLL
CB無線機は水晶1つで40chもの周波数を正確に作り出します それはいきなりできたものではなく最初は3の水晶でつくりだされていました。

 

まずこれが3クリスタルのブロックダイヤグラムです。 水晶は10.240MHz 14.99MHz 10.695MHzの3つを利用しています。このうち14.99MHzといいう周波数の着目してください。 10.24MHzをまず1/2にしてから3逓倍すると15.36MHzという 近い周波数が得られます。PLLの分周を工夫すればなんとかなりそうですね

そこでこの水晶をなくす無線機ができました。それが2クリスタル式です。

 


 

 

 

 

 

 

次に考えられるのが10.695MHZの水晶をなくすというものです。基準周波数の10.240MHZに代用できないでしょうか?そうですループ周波数をちょっと下げて分周比をちょっと下げれば10.695でいけますね。ただし送信と受信で分周比が異なりますので、PLLICに送信か受信ののどちらかを選ぶために送受信判定端子が必要になります。

これでめでたく1クリスタルで送受信が可能です

 

 

 


 

 

 

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