OSWT5111Aにやられたっ!
お仕事で白色LEDを利用することになり、秋月で格安で売られていたLEDを購入して定常光として利用を開始しました。
ところが、稼動直後から明るさが暗くなるという現象に見舞われ、途方にくれていました。電源は5Vの定電流 電流制限抵抗を100Ωに設定 電流は18mAとしていますので、電気的に壊れるわけではないはずなんですけどね。
しかし、連続点灯させると、1つ2つとどんどん輝度が下がってしまうのです。こりゃーおかしいとおもい、再度データを確認してみると、Vf=3.6V 測定はIF=20mAとなっているので、問題ではないはずです。
とところが、
同封されている注意書きには、デリケートで80度以上の高温にすると、1000時間で輝度が半減すると書いてあります。
80度以上とかかれていますがこれってジャンクション温度のこと? えっ半導体ではちょっと連続電流を流せばジャンクション温度なんぞ
あっという間に80度は越えます。当然寿命が1000時間 41日かないことになります。
今回は、IF20mAが基準だと思っって電流を流したために、こnジャンクション温度が高くなって輝度低下という問題を引き起こしたとおもいます。
さらに説明書を見ると0.5mAから10mAの間で使えば10万時間以上(計算で11年)は使えるということになっています。
そこで0.5mAではうすらぼんやりとしか点灯せず、5mAくらい流さないと白色LEDのメリットは感じられないとおもいます。
つまりこのLEDは測定電流が20mAにも関わらず定格で利用することが出来ないLEDということになります。
とくにIF=20mAで14000mcd という表記がありますが、これは最初の一瞬であり、流しつづければあっという間に暗くなってしまうのです。
なんだ詐欺みたいじゃん。